ジギー・マーリーのドレッド

ジギー・マーリーのドレッド。Zggy Marley's dreadlocks

ドレッド好きのみなさん、お元気ですか?

今回は、ボブ・マーリーの血を受け継ぐシンガーソングライター、ジギー・マーリードレッドレビューです。父親のボブとはまた異なる雰囲気のドレッドです。

ジギー・マーリーとは

ジギー・マーリー(David Nesta “Ziggy” Marley)。

レゲェ・ラスタファリズム・ドレッドを世界中に広めたジャマイカの伝説的ミュージシャンである、ボブ・マーリー(Robert Nesta “Bob” Marley)の長男です。

ボブの遺志を受け継いだワールドワイドな音楽活動を続けるシンガー・ソングライターであり、いろんな楽器を演奏できるマルチプレーヤーでもあります。

ボブの子供達で結成したレゲエバンドのジギーマーリー・アンド・ザ・メロディーメイカーズ(Ziggy Marley and The Melody Makers)での活動を経た後、ソロ活動を行うようになりました。数回にわたりグラミー賞を受賞しています。

また慈善活動家として、U.R.G.E(Unlimited Resources Giving Enlightenment)という非営利団体を設立し、チャリティー活動も行っています。

※公式サイト…Ziggy Marley-“It’s not about me,It’s about all of us”

ジギー・マーリーのドレッドについて

ジギー・マーリーのドレッドについて

ジギー・マーリードレッドヘアは、髪を清潔に保ちつつ一切のブラッシングをやめることで自然にドレッドを形成させる自作方法「フリーフォーム」で作られています。

地毛の髪質がアフロであるため、毛先は丸くなっています。

時期ごとに見ていきましょう。

※関連ページ:ドレッドの毛先を丸くするにはどんな方法が?

↑1987年

フリーフォームを開始したのは86年あたりからと思われ、初々しいドレッドです。各ドレッドがまだ短くて細めです。

平たい形状のものや、立ちっぱなしになっているものも見られ、髪が自然にドレッド化するにまかせているのが分かります。

↑1992年

全体的に長くなり、数本が連結したコンゴも見られます。すっかりドレッド姿が板についた印象に。

↑2007年

腰辺りまでに伸びたロングドレッドになり、グッと貫禄が増しています。

太さは、細め~中くらいがランダムにあります。極太ドレッドがないのは、元々の毛量がそれほど多いほうではないからだと思われます。

↑2019年

一番長いものが膝あたりまでの長さに達した見事なロングドレッドで、堂々としたカリスマ性が感じられます。

30年以上ドレッドを伸ばし続けていると、地面に到達するほどの長さになることもありますが、ジギーの場合は膝あたりであるため、伸びるスピードはゆっくりな方だと思われます。

ちなみに

ちなみに、ジギー・マーリーの「ジギー」はニックネームです。

その名の由来としては、父であるボブがそう呼んでいた…という説があります。

しかし、ジギー本人によると「本名はデイヴィッドだけど、大好きなミュージシャンであるデビッド・ボウイのアルバム『Ziggy Stardust』にちなんで、自分でジギーと名乗るようにしたら、みんなもそう呼ぶようになった。」ということであり、また「ジャマイカでは『小さなスプリフ』を意味する」のだそうです。

むすび

ジギー・マーリーのドレッドは、ナチュラルな仕上がりのフリーフォームドレッドです。

父であるボブ・マーリーのドレッドと比べてみると、ボリュームが抑えめでスッキリした印象があります。

とくに目立って特殊なところはありませんが、堂々とした貫禄が感じられて、管理人は好きです。

※興味がある人は「ボブ・マーリーのドレッド」もご覧ください。

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