ドレッドボールした髪の毛の定着を促進する方法は?

ドレッドボールした髪の毛の定着を促進する方法

ドレッドの根元からはみ出した普通の髪の毛を、ドレッドへと定着させる処理方法のひとつである「ドレッドボール」。今回は、その定着をより促進させる方法の解説です。

「ドレッドボールは便利だけど、すぐにまた毛が飛び出してしまうのがなぁ..」という人は参考にどうぞ♪

まずドレッドボールとは?

まずドレッドボールとは?

ドレッドボールとは、ドレッドからはみ出した普通の髪の毛を処理する方法のひとつです。

具体的には、はみ出た普通の毛をかるくまとめ、指先でコネるようにして毛玉を作り、ドレッドの根元に入れ込みます。その後は、自然にドレッドと同化するのを待ちます。

締め直し以外の方法で、はみ出した髪の処理をしたい人に役立つ方法です。

※やり方や注意点など詳細は「ドレッドから伸びた普通の毛対策にドレッドボール」参照。

オーガニックな方法であり、頭皮やドレッドにかかる負担が少なくて済む反面、即効性が低く、根元に入れた毛玉が定着する前に再びはみ出してしまう場合もあります。

この「毛玉が再びはみ出す」を防止し、ドレッドへの定着を促すために管理人が行っている対策が、次のものです。

ドレッドボールの定着促進法・・・洗髪時に揉む

ドレッドボールの定着促進法。洗髪時に揉む。

ドレッドボールの定着促進法は至ってシンプルです。

洗髪時、最初にシャワーなどで髪を湿らせる際、まず1番にドレッドボールしたドレッドの根元あたりにお湯をかけながら揉みます。具体的な揉み方は次のような感じです。

1.頭皮の少し上あたりを数本の指で持ちます。毛玉を入れた部分を指で塞ぐ感じです。※どの指を何本つかうかは各自の好みでOKです。

ドレッドボールの促進法。洗髪時に揉む。その1

2.根元あたりを頭皮側に軽く押しつけつつ指をすぼめます。

ドレッドボールの定着促進法。洗髪時に揉む。その2

3.指の力を緩めつつ、1の位置に戻します。

4.2~3を数回くりかえします。

スッポンでトイレ詰まりを直すときのような動きのイメージです。

ごく単純な作業ですが、これによって水分がドレッドの深部へ吸い込まれるのと同時に、ドレッドボールした毛玉もより深く吸い込まれやすくなるのです。

その後は、普通に洗髪します。

最初に髪を湿らせる際、通常通りザっと頭全体にお湯をかけると、水流によってせっかく根元に入れた毛玉が外に流れ出てしまうことがあります。根元あたりをおさえて揉むことにより、それを防止すると同時に、ドレッドの深部へ向かう水流で髪を引き込ませる…というワケです。

これを行えば必ず定着すると保証はできないし、根元から毛玉が押し出されることもやはりありますが、やらないのと比べると定着率は高まります。

注意点

揉む際は、力を入れすぎないようにしましょう。過度な力を加えると抜け毛や切れ毛の原因になる可能性があります。

むすび

ドレッドボールは、道具いらずで手軽に行えるオーガニックなボサボサ対策として有効です。

しかし、ドレッドボールした毛玉がすぐに根元から抜け出てしまう場合もあります。

その防止と毛玉のドレッド化促進のためには、洗髪時まず最初に該当ドレッドの根元付近にお湯をかけつつ揉むことが有効です。

「え?それだけ?」という単純なことですが、何もしない場合と比較すると違いが出ます。

もちろん1度で完璧というワケではありませんが、オーガニックなボサボサ対策を好む人は試してみると良いでしょう。

※即効性のあるボサボサ対策をお好みの人は、かぎ針を使った「締め直し」を行うと良いでしょう。

このサイトをフォローする!