コンゴ

ドレッドは(洗髪しつつ)手を加えずに放っておくと、時間の経過に伴って、互いに絡まりあい連結しようとする性質をもっています。その性質により、2本以上のドレッドが連結し、より太い1本になること・なった状態を「コンゴ」(Congo)とよびます。

ドレッドを作ってから経過した時間が短いほど、発生しやすい傾向があります。

形状としては、木の先から枝が伸びているような感じになっており、たいてい毛先の方が数本に枝分かれしているのが特徴です。

使い方の例としては、「ボブ・マーリーのドレッドヘアはコンゴがたくさんある」とか「気がついたら後頭部のドレッドがコンゴしていた」…といった感じです。

コンゴを避けたい場合は、定期的にドレッドどうしを引き離しておく「セパレート」というお手入れをする必要があります。

反対に、太いドレッドにしたい場合は、あえてセパレートせずにコンゴさせる人もいます。それで好みの太さになったら、それ以上コンゴしないようにセパレートを始めればOKです。

ちなみに、何年もの間ひたすらセパレートせずにコンゴをさせつづけると、ヘチマのような1本の極太ドレッドになります。※実例を見たい人は「マックス・カヴァレラのドレッド」ページ後半をご参照ください。

「これからドレッドにしたいけど、太さはどうしようかな…」と迷っている人は、細めから始めるとよいでしょう。細めなら、あとで太くしたくなった場合、コンゴさせれば良いからです。

逆に、太いドレッドを後から細くすることはできません。

☆他の用語も調べたい方は「ドレッド用語集」をご参照ください。

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