インターロッキング

概要

インターロッキング(Interlocking)とは、ドレッドヘアの根元に行うお手入れのひとつです。

緩くなった根元を引き締めたり、隙間(輪っか)を埋めたりする際に利用されます。

基本的には、地毛の髪質が強めの天然パーマ(アフロなど)の人が行うと、効果を発揮しやすい方法です。ストレートヘアの人が行うこともありますが、アフロの人と比べると効果が表れにくく、より長時間を必要とするため根気が必要です。

一般的に、ストレートヘアの場合は締め直しで対処する人の方が多いと思われます。

※髪質問わず、フリーフォームの場合は根元を緩い状態のままにしておくため、インターロッキングは行いません。

手順

まず用意するものは、手芸店などで売っているラッチフックです。エクステなどで利用する髪専用のものも販売されていますが、必須ではありません。使いやすいものであればどちらでも大丈夫です。

以降は具体的な手順です。

  1. お手入れしたいドレッドの根元にラッチフックを通します。
  2. ラッチフックでドレッドの毛先あたりを挟みます。
  3. ラッチフックを引っ張って根元から抜き、ドレッドを通過させます。
  4. ラッチフックを外します。
  5. 1~4を根元が好みのタイトさになるまで繰り返します(※)。

※手順の1でフックを通す方向は、毎回変更させるようにします。例えば、最初に上から下なら、次は左から右…といった具合です。これを怠ると根元に隙間ができてしまい、逆効果になります。

Sir Reginaldさんによるインターロッキングのデモです(4:12以降は別の解説)。

注意

やりすぎると根元にかかる負担が増加してしまい、抜け毛・切れ毛の原因になってしまう可能性が高まるので、気をつけましょう。

また、インターロッキングした箇所だけが不自然に髪が強く絡んだ状態になり、石鹸カスなどが蓄積しやすくなるケースもあります。実施する際にはそのあたりにも気をつけて、やりすぎないよう心がけましょう。

※なにか調べたい用語があるときは「ドレッド用語集」をご覧ください。

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