ローガン・メイダーのドレッド

ローガン・メイダーのドレッドヘア
Logan Mader's dreadlocks

ドレッドヘア愛好家のみなさん、お元気ですか?今回は元マシーンヘッドのギタリストであるローガン・メイダーのドレッドレビューです。

以前ドレッドにしていた人がノンドレッドになり、数年してまたドレッドに戻る…というパターンがありますが、ローガンもそのひとり。派手なドレッドが印象的です。

動画もあるので気軽にお楽しみください。

ローガン・メイダーとは?

ローガン・メイダー(Logan Conrad Mader)。

カナダ出身のギタリスト・プロデューサー・ソングライターです。

ギタリストとして、90年代後半よりメタル界に影響を及ぼしてきたバンド、マシーンヘッド(Machine Head)に在籍。

98年のマシーンヘッド脱退後、ソウルフライ(Soulfly)のサポートやメディケイション(Medication)のメンバーなどで活動。

その後の2000年代後半から、プロデューサー・ミキサーなど裏方業へ転向し、ソウルフライフィアファクトリー(FearFactory)などのアルバム制作にも関与しました。

2015年より、ワンス・ヒューマン(Once Human)のギタリストとして再び表舞台に復帰しています。

ローガン・メイダーのドレッドについて

ローガンのドレッドですが、地毛は茶色で、美容院で作ったドレッドと思われます。毛先が筆状(※1)であることから、アフロドレッド(※2)ではありません。

カラーリング(※3)やヘアラップなどにより、派手に仕上げているのが特徴です。

ドレッドにしていた時期ですが、まずはマシーンヘッド在籍中の1997年ごろから〜2000年代前半です。

その後、ノンドレッドになり、ワンスヒューマンのデビューである2015年あたりから再びドレッドに戻っています。

※1.関連ページ:ドレッドの毛先を丸くするには?
※2.アフロドレッドとは、地毛にアフロパーマをかけてから作ったドレッドのことです。ボリュームが増し、毛先が丸くなり、地毛がアフロの人のドレッド風な仕上がりになります。
※3.関連ページ:ドレッドを染める時に注意することは?

90年代後半〜2000年代前半

Medication在籍時のローガン・メイダー。ドレッドヘア
メディケイション在籍時

金・緑・黒などにカラーリングしています。ヘアゴム・ビーズ・ヘアラップ(※)などで装飾していることもありました。
※ヘアラップとは、髪の毛に紐を巻いたり編んだりしてアレンジする装飾方です。詳細は「ドレッドをヘアラップする3つの方法

このあたりの時期は、ドレッドを頭頂部でひとまとめにした、パイナップル状のスタイルが気に入っていた模様です。

Medication-Inside

2015〜2019年

2000年代後半から、プロディースやソングライティングなどの仕事に力を入れ、ドレッドもやめていたローガン。2015年のワンスヒューマン参加&デビューをキッカケに再び表舞台にあらわれ、ドレッドも再開しました。

OnceHumanでのローガン・メイダー。ドレッドヘア

2015年。上半分が黒で下半分が金にカラーリングした、どこかシックな雰囲気も漂うドレッドです。

OnceHuman – Eye Of Chaos

※Once Human公式facebook・・・https://ja-jp.facebook.com/oncehuman/
※earMUSIC内OnceHumanページ・・・https://www.ear-music.net/artists/once-human

そしてマシーンヘッドの「Burn My Eyes」アルバム発表25周年企画に参加した2019年。

MACNINE HEAD – DAVIDIAN 2019

全体を金にカラーリングし、あちこちにヘアラップやビーズによる装飾(※)を施した派手なドレッドです。根元からは染めていない地毛の色が見えます。

装飾が多いため、なかなかの重さになってると思われます。
※関連ページ:ドレッドを紐やビーズなどで飾るときに注意することは?

また、ドレッドどうしがつながって太くなった形跡(コンゴ)があまり見られないので、まめにセパレートしているようです。

以上、2つの時期を通して見てきましたが、ローガンは基本的に金色にカラーリングしたドレッドが好きなようです。さまざまな色を足したり装飾を加えたりしていますが、ベースは金のカラーリングになっているからです。

ちなみに

ちなみに、90年代終盤のマシーンヘッド脱退〜ソウルフライのサポート〜脱退でのごたごた時期、ロブ・フリン(マシーンヘッド)やマックス・カヴァレラ(ソウルフライ)は、ローガンに対してネガティブなコメントをしていました。

そのため、管理人はローガンに対して「条件がよさそうな方にくっついていく人」…というイメージをもち、その後はフォローしていませんでした。

しかし、当記事のために読んだある海外インタビューから察するに、どうやらその時期は、マシーンヘッドの成功によって冷静さを失っていたのもあり、なにか別の事をしたいが何をしたいかは自分でも分からない、という不安定な時期だったようです。

その後、プロデュース・ミックス・ソングライティングなど裏方の仕事に開眼。

本当にやりたいことが出来るようになった充実感により、精神的にもバランスがとれるようになった…ということだと思われます。

その時期を経たうえでのOnceHumanは、ローガンにとって久々に心から楽しめるバンド活動になっているのではないか…と、管理人は勝手に思っています(笑)。

むすび

ローガン・メイダーのドレッドヘアは、カラーリングと多めの装飾による派手さが印象的です。

ちょっとゴチャっとした雰囲気のドレッドが好きな人にとって、良い参考になるのではないでしょうか?

また、ローガンのギターの腕前や出で立ちの衰えを感じさせないところは、管理人も(元がショボいなりにですが…汗)見習えたら良いな..と思います。

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