ドレッドを染めるときに注意することは?
ドレッドヘアも他のヘアスタイルと同じように、好みの色に染めることができます。ただし、いくつかの注意点があるので、気をつけつつ楽しみましょう。
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染めるには特別なカラーリング剤が必要?
ドレッドは独特なヘアスタイルですが、染めるのに専用のカラーリング剤が必要…というワケではありません。自分で染める際も、一般のお店で売っているヘアカラーでOKです。
しかし、染めるときには以下の点に注意しておきましょう。
あまり奥まで浸み込ませない
カラーリング剤をドレッドにつけるときは、あまりヒタヒタにして奥まで浸透してしまわないように気をつけましょう。
できるだけ表面につける感じが良いでしょう。
ドレッドは普通のヘアスタイルと異なり、髪の毛がランダムに絡み合いつつギュッと収縮し、密度が増している状態です。
そのため、奥まで浸してしまうと、キレイに洗い流すのが困難になり、余分なカラーリング剤がドレッドの奥に蓄積されてしまう可能性があるからです。
余分な化学物質がドレッド内に溜まってしまうと、内部からドレッドを傷めてしまいます。
基本的にドレッドヘアは普通のヘアスタイルで使うようなコンディショナーを使わないというのもあり、あまりひどく傷めてしまうと、修復は難しくなってしまいます。
染めた後は丁寧に洗髪する
カラーリング剤をつけ終わったら、丁寧に揉み洗いしましょう。上記で説明したように、いらない化学物質がドレッド内に溜まってしまうと、内側から傷めてしまう原因になるからです。
作ってから日が浅いドレッドは染めない方が良い
当サイトでご紹介しているフリーフォームメソッドはもちろん、どの方法で作ったかに関わらず、出来上がってから日が浅いドレッドは染めない方が無難です。
ドレッドは、一度形が出来上がってから6ヶ月~2年くらい(個人差あり)をかけて変形・収縮を繰り返した後、固さ・形状が安定した状態になります。いわゆる「成熟」とか「熟れた」と言われる状態です。
それまでのドレッドは、固さが十分でなはく形状が不安定な状態にあります。
そのため、丁寧な揉み洗いや、カラーリング剤に入っているトリートメント分などにより、ドレッドが型崩れししてしまう可能性があるのです。
そんな事態を避けるためには、ドレッドを作って半年くらいは経過してから染めた方が良いでしょう。
エクステの場合は染められないことも…
エクステを加えてドレッドを作っている場合は、その素材特性によって染めることが出来ない場合があります。事前に確認しておきましょう。
むすび
ドレッドヘアは、ナチュラルな髪色のままでもオーガニックで良いですが、染めても印象がガラッと変わってまた面白いものです。
これから染めてみようかとお考えの方は、「ドレッドを作ってから十分に時間が経過している?」「カラーリング剤をつけすぎじゃない?」「丁寧に洗った?」…などに気を配りつつ、楽しんでください。
※関連ページ:ドレッドを紐やビーズなどで飾るときに注意することは?