ドレッドの石鹸カスが気になるときの対策は!?

ドレッドの石鹸カスが気になるときの対策は? solution for soap scum of dreadlocks

ドレッドを石鹸で洗っている人は多いでしょう。コンディショナー系が使えないドレッドに、石鹸(無添加)はピッタリです。しかしふと気がつくと、白い石鹸カスがちらほら…困ったなぁ…。そんな時はこの記事の対策を参考にしてみてください。

石鹸カスってなに?

石鹸カスの正体は?

石鹸カス」というのは、石鹸で髪を洗った後に残る、細かな白い粉末状の物質です。ベタベタしていることもあります。それらの正体は主に…

  • 濯ぎきれなかった石鹸の残り
  • 石鹸と、水道水が含有しているマグネシウム・カルシウムが、互いに反応することにより生成された物質
  • 前述の2つに髪や頭皮の汚れが組み合わさったもの…です。

石鹸カスが残ったままになっていると、見た目が不潔な印象になってしまうだけでなく、カスが毛穴を塞いでしまい、抜け毛を増やしてしまう恐れもあります。※管理人はその経験がありますが、次の対策をすることで、改善しました。

石鹸カス対策

ドレッドの石鹸カス対策

重曹で洗う

石鹸カスが気になったら、重曹で洗うと良いでしょう(詳しいやり方はドレッドヘアのお手入れ【ディープクレンジング】参照)。重曹は、石鹸カスはもちろん、フケや脂分など、いつもの洗髪では洗いきることの出来ない汚れを取り除く効果があります。

重曹利用の頻度は、人それぞれの頭の状態によって調整可能ですが、あまりに頻繁に行うと、髪や頭皮の乾燥過剰になるので、注意しましょう。

日頃から念入りに濯ぐ

シンプルなことですが、日頃から洗髪の際には、丁寧に濯ぐようにしましょう。カスが残りやすいと感じる箇所は特に注意します。太いドレッドも丁寧に揉み洗いしましょう。ただし、あまり力を入れてゴシゴシやり過ぎると抜け毛や切れ毛の原因になるので、優しく洗うように心がけましょう。

また、ぬるめのお湯で洗っている人は、温度を上げてみましょう。お湯の温度が上がると、洗浄力も上がります。ただし、火傷してしまうほど上げてしまうと危険なので、よく注意する必要があります。

石鹸を直に頭や髪につけない

固形石鹸を手で持ち、直に頭皮や髪にこすりつけると、余分な量の石鹸が溶けでてしまうケースがあります。必要以上にたくさんの石鹸を添付してしまうと、その分だけ濯ぎきるのも難しくなってしまいます。

石鹼を直接あたまにつけない

石鹼を直につけている様子

ではどうすれば良いかというと、一旦、使うだけの石鹸を手につけてから軽く泡立て、髪や頭皮につけます。少ないな…と思ったら、また適量を手につけて泡立てて頭に…を繰り返します。これなら、使用量を簡単に調整できるので、つけすぎを防止できます。

他の方法としては、まず洗面器にお湯をはり、その中で石鹸を適量だけ溶かします。それを髪や頭皮にかけてから、洗髪します。これなら、使用量が調整でき、石鹸の固まりが付着したりするのも防ぐことができます。

このようにして、使用量をコントロールできれば、石鹸の減り具合も抑えられるので、お金の面でもよりお得です。

使う頻度を見直す

洗髪のたびに石鹸を利用している場合は、お湯のみで洗髪する日を入れ、頻度を調整します。例えば週に1回のペースで洗髪している場合、今週は石鹸で洗髪し、来週はお湯のみで洗髪する…といった感じにします。※ちなみに管理人は、基本的にお湯のみ、気が向いたときに石鹸…という感じです。

他に石鹸利用で気をつけることは?

  • 無添加石鹼を使う
    ドレッドは、化学的な添加物が蓄積しやすい傾向があります。余計な化学物質が溜まっていくと、ドレッドを内側から傷めてしまいます。そんな事態を防ぐため、石鹸もできるだけ化学添加物が少ないものを利用しましょう。※ちなみに管理人が使っているのは、「シャボン玉石鹼」。無添加です。家の近くでコンディショナー抜きシャンプーを見つけられなかったため、代わりとして買い始めたのですが、体質にあっていて重宝しています。泡立ちはまあまあですが、ニキビもできにくくなり一石二鳥です(←個人的な使用感です)。
管理人がドレッドの洗髪に使用中のシャボン玉石鹼

シャボン玉石鹼です

  • 体質に合ったものを使う
    石鹸にも相性があります。他の人に評判が良いものであっても、自分に合っているとは限りません。無理な使い方をしているワケでもないのに、頭皮や髪に異常が見られるときは、利用をストップしましょう。いろいろと試してみて、最も使用感が良いものを選ぶのが一番です。

むすび

確かに、石鹼はシャンプーに比べると、石鹸カスが残りやすいものです。しかし、石鹼特有のメリットもあります。それは…

  • 洗浄力が強い
  • スーパーなどでも手に入りやすい
  • (商品によるが…)基本的にシャンプーよりも安い
  • 長持ちする
  • 持ち運びが楽で、旅行などの時に便利
  • 高い生分解性により、洗ったあとの汚れた水が自然分解されやすく、環境にやさしい

…などなど。

「石鹼を使ってみたいけど石鹸カスが不安…」という人も、このページの記事を参考に、正しく使っていれば、それほど気に病む必要はありません。

また、石鹼とシャンプーは、どちらが良くてどちらが悪いというワケではありません。自分に合っていると感じる方を使いましょう。(関連ページ「シャンプーと石鹸、ドレッドを洗うにはどちらが良い?」)

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