ドレッドヘアのお手入れ【ディープクレンジング】

ドレッドのお手入れ ディープクレンジング dreadlocks deep clean

ドレッドヘアのお手入れには、日常的に行うものと、たまに行うものがあります。「ディープクレンジング」は、後者のほうで、重曹を使った洗い方のひとつです。

ドレッドを清潔で健康的に保つのに、とても役に立ちます。

ディープクレンジングって?

通常、ドレッドを洗うには、無添加石鹸やコンディショナー抜きのシャンプーを利用します(詳しくは「ドレッドヘアの洗い方」を参照)。

ドレッド内に余分な成分が蓄積され、臭くなったり傷んだりするのを防ぐためです。

しかし、そうやって対策していても、ドレッド内に不要物が溜まるのを完全に防ぐことは出来ません。時間の経過と共に少しずつ、石鹸の残り・皮脂・フケなどが溜まってしまいます。

そんな時に役立つのが「ディープクレンジング」。具体的には、重曹を使ってドレッドを洗います。

重曹には、いつもの洗髪では残ってしまっていたドレッドの奥深くの不要物・頭皮の汚れやフケなどを、キレイに浮かせて洗い流す働きがあるのです。(フケについてはドレッドヘアのフケ対策を参照)

「ちょっとドレッドが重くなってきたな」「なんかベトつくな」などと感じる時は、特に有効です。スッキリします。

また、頭皮や髪を乾燥しやすくする働きにより、普通の毛のドレッド化を助ける効果もあります。

必要なもの

ドレッドのお手入れ ディープクレンジング 必要なもの
ディープクレンジングに必要なものは次のとおりです。

  • お湯(熱すぎないように注意)
  • 重曹(調理用)※管理人は100均の調理用重曹を使っています。
  • 風呂桶

やり方

  1. 風呂桶に適温のお湯をいれます。
    ※桶ではなく、洗面台に栓をして、お湯を張る人もいます。また、ドレッドが長くて桶に納まりきれない場合は、バケツでもOK。
  2. お湯に重曹を加え、よく混ぜて溶かします。
    ※重曹の分量に決まりはなく、各自が快適に感じるが量がベスト。しかし、最初からたくさん入れると、刺激が強すぎて逆効果になりかねないため、桶1杯あたり小スプーン2~3杯ほどの割りあいから始めると良いでしょう。少ないと感じたら徐々に増やせばOK。
  3. できたものに、髪と頭皮を5~15分ほど浸します。
  4. 髪をよく絞ってから、お湯でしっかりと洗い流します。
    ※重曹が残らないように、注意しましょう。
  5. 乾かして完了です。

気をつけて!

  • 頭皮に傷やデキモノなどがある場合は、やめておきましょう。
  • 洗浄中に重曹が目に入らないよう、気をつけましょう。
  • 体質により髪や頭皮に異常が表れた時には、ただちに中止しましょう

どのくらいのペースでするの?

基本的は1~2ヶ月に1回ほどです。

しかし、人それぞれの状態に応じて、変化させることができます。

例えば、頭皮が油っぽい人の場合、2週間に1回…といった具合です。

ただし、3日に1回など、あまり頻繁にやりすぎると、頭皮や髪が乾燥過剰になり、フケが増加したり、ドレッドを傷めたりする可能性があるので、注意しましょう。

むすび

このページを読んで「え、髪に重曹つかって大丈夫?」と思う人もいるかもしれません。管理人も最初はそう思いました。

しかし、やってみると意外に気持ち良く、問題もありませんでした。

ディープクレンジングは、季節の変わり目などで頭皮の状態に変化があるとき、それを調整するのにも使うことが出来て便利です。

リンゴ酢リンス紅茶リンスなどと共に上手に利用して、ドレッドを健康に保ちましょう。

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