ドレッドの糸クズやホコリを取り除く方法は!?
ドレッドに糸クズやホコリがくっつくと目立つものです。ちょっと手ではらったり、振ったりして落ちる程度なら良いものの、絡まって取れにくくなっている場合は、困ったものです。
そんなときの対策をまとめてみました。参考にどうぞ♪
ドレッドの糸クズ・ホコリ対策
ドレッドヘアは髪どうしが複雑に絡み合って出来上がってるため、ノーマルヘアと比べると、糸クズやホコリが絡みやすくなっています。簡単に取れなくなっているときは、次の対策を試してみましょう。
爪
糸くずの上から髪が絡まっている場合、該当箇所を軽く爪でカリカリと引っ掻いてみます。
絡みが緩くなり、糸くずが表面に出てきたら、丁寧に取り除きましょう。
※あまり力を入れるとドレッドを痛めてしまうので、注意が必要です。
※引っ掻いた後、ボサボサな感じになって気になるときは、パームロールやピンチロールをしてなじませておきましょう。
ピンセット
爪で取れない場合は、ピンセットや毛抜きを使います。
爪や指では届かない場所もカバーできるのに加え、しっかりと掴むことができるため、取れる確率がより高くなります。
※糸クズなどが奥に入りすぎていたり、強く絡んでいるときなど、つい念入りに周りの髪をほぐそうとしがちです。しかし、ほぐしすぎないように注意が必要です。ドレッドの強度が弱くなり、ちぎれやすくなるケースがあるからです。
※取り除いた後、ボサボサ感が気になる時は、パームロールやピンチロールをして、なじませましょう。
針
ピンセットで取れにく場合は、針でつつき出します。ピンセットよりもさらに奥まで届きます。
※こちらもピンセットと同様、あまり深く絡まっている場合は無理をしないようにしましょう。ほぐしすぎるとドレッド自体を傷める可能性が高まるからです。
※間違って、針で指を突いてしまうことがないよう、よく注意しましょう。
※つついた後に乱れた感じが気になったら、パームロールやピンチロールをしてなじませておきましょう。
湯船
上記でも取れない時は、ドレッドを湯船で揉み洗いします。流れとしては…
- 入浴時、湯船にドレッドを浸し、十分にお湯を浸透させます。
- 丁寧に揉み洗いします。
- 糸クズなどが気になるドレッドを手に持ち、お湯の中で揺らします。
※頭ごと浸して揺らすのはやめましょう。耳に水が入ってしまう恐れがあります。 - 2と3をしばらく繰り返します。
- あとは普段の洗髪と同様、乾燥させて終了です。
※糸クズの再付着を予防するには、乾燥に使うタオルを、できるだけ毛羽立ちが少ないものにすると良いでしょう。
この方法だと、シャワーよりも水がよく浸透し、水圧や水の動きも大きくなるため、より糸くずが押し出されやすくなります。ちなみに、管理人がよく行うのがこれです。
ディープクレンジング
ドレッド内に脂分・石鹸カス・汚れなどが蓄積していると、それらと糸クズやホコリが絡んでしまい、より取れにくくなるケースがあります。
改善するには、重曹で洗う「ディープクレンジング」を行いましょう。
余分な汚れがなくなれば、糸クズもより取れやすくなります。
それでも取れない時の番外編的な方法
これまでご紹介した方法を試しても、糸クズが取れないことはあります。その場合は、無理に取り除かず、そのままにしておきましょう。肝心のドレッド自体を傷めてしまう可能性が高まるからです。
それでも「どうしても気になってしまう!!」という人には、番外編的な方法です。
糸クズやホコリを油性ペンで塗ってしまいます。
強引な方法であり、髪に良いとは言えないため、管理人は個人的におすすめはしません(笑)。しかし、実際に実行している人はいます。
むすび
ドレッドヘアの糸クズやホコリが取れないときは、このページの方法を試してみましょう。
各方法を好みで組み合わせてみるのも有効です。例えば、ディープクレンジングしてから湯船で揉み洗いし、乾いた後にピンセットを試す…といった具合です。
それでもダメなときは、扱いすぎてドレッドを傷つけてしまうリスクを避けるため、無理にとらないようにしましょう。
また、糸クズなどが付着しないように日ごろから気をつけておくことも役立ちます。
- ドレッドに何かくっついていないかを定期的チェック&軽くはたく
- 枕/シーツ/タオルなどのホコリはあらかじめ取っておく
- 埃っぽい場所ではドレッドタム・帽子・バンダナなどでドレッドを覆う
…など予防策をとっておくのも有効でしょう。