ランディ・ブライのドレッド

今回はラム・オブ・ゴッドのボーカリスト、ランディ・ブライのドレッドレビューです。ワイルドな金髪のフリーフォームドレッドに興味がある人はどうぞご覧ください♪
ランディ・ブライとは?
ランディ・ブライ(David Randall”Randy”Blythe)。
アメリカ出身、ヘヴィミュージック界で強い支持を集めるメタルコアバンド、ラム・オブ・ゴッド(Lamb of God)のボーカリストです。
バンドの音楽性としてはメタル要素が強いものの、個人的な影響としてはパンク/ハードコアの方が強いのだそうです。
ソウルフライ(Soulfly)・スイサイドサイレンス(Suicide Silence)・ソニック(ChthoniC)、などとの共演も果たしています。
2008年には俳優として、ホラー映画「The Graves」のルーク役で出演したこともあります。
バンドで成功する以前はコックとして働いていました。
ランディ・ブライのドレッドについて
ランディ・ブライのドレッドの作り方はフリーフォームで自作です。フリーフォーム特有の野性的な雰囲気が印象的な金髪のドレッドに仕上がっています。
毛量は濃くもなく薄くもなく、といった感じです。
ドレッドを開始したのは2014年あたりで、地毛は黒のストレートヘア。
2018年のとあるインタビューによると「サーフィンをしていて、髪をとかさないでいたら自然にドレッドになった。金髪なのも染めてるんじゃなく、塩水で自然に脱色されたから」、ということです。
それほど極端に太いドレッドは見当たらないので、ある程度の太さになってからは、コンゴしないようにセパレートしているのではないかと思われます。
加えて、ストレートヘアをドレッドにすると毛先が筆状になることが多い(※個人差あり)ですが、彼の場合は丸くなっているものが目立つのも特徴です。
丸くなった原因としては、サーファーであるため海水につかることが多いのと水の中で髪が動くことが多いことにより、毛先までドレッド化が促進された可能性があります。
または毛先だけカギ編み棒で引き込んだり、毛先を手の平に円を描くようにこすって絡ませたという可能性もあります。
(関連ページ:ドレッドの毛先を丸くするにはどんな方法が?)
金髪の野性的なドレッドは、その攻撃的なパフォーマンスを、更に目を引くものへとブーストしています。
※ストレートヘアで作ったフリーフォームドレッドは毛先が筆状になるというのは、あくまで一般的なケースであり個人差があります。より細かな髪質・生活環境・偶発的な要因などが重なりあい、毛先が丸くなるケースもあります。
ちなみに
ちなみにランディ・ブライは親日家であり、鯉・桜・デビルマンのタトゥーを入れたり、禅に取り組んだりしているそうです。
また、とあるインタビューでは「ラーメンやカレーうどんが好き」と語っており、親近感が湧いてきます。
むすび
ランディ・ブライのドレッドヘアは、ストレートヘアのフリーフォームドレッドがどんな風に仕上がるかの一例として参考になります。
金髪については、一般的な日本人の髪質ではここまで金髪に近くなる可能性は低いと思われますが、海水と日光による自然脱色の例として興味深いものです。
また管理人は、記事のためにランディのドレッド前と後を見比べてみて、ドレッドは人の存在感を強める効果がある髪型だ…と改めて感じました。
※追記
2023年ランディ・ブライはドレッドヘアをやめてしまいました。前述のように彼がドレッドを始めたのは2014年ということで管理人と同時期であるため、ちょっと寂しい気もします。しかし当サイトで何度か言ってきたように、本人が幸せかどうかが最も大切なことだ思います。