ドレッドヘアの切り方(短くする方法)
今回はドレッドヘアの切り方を解説します。ドレッドが長くなって重く感じるようになった時など、自分で好みの長さに切って調節しましょう。
「伸びすぎたので短くしたいんだけど、やり方がわからなくて…」という方、このページを参考にどうぞ。
Contents
ドレッドを切るには特別な方法が必要?
ドレッドヘアは特殊な髪型で、作り方も普通の髪形とは違います。ということは、切るのにも特別な方法があるのかな?…と思っている人もいらっしゃるでしょう。
しかし、実はそうではありません。普通の髪型のように、ハサミでジョキっと切るだけでOKです。
ドレッドの切り方
- 切りたいドレッドを選びます。
- 好きな長さのところから、ハサミで切ります。単純にバサッと切ってしまってOKです。毛先を縦に切って自然な仕上がりに…といったことは不要です。切ってすぐは、切り口がスパッと一直線になっていて、不自然な感じになりますが、時間が過ぎていくにつれ、ナチュラルな雰囲気になってくるので心配いりません。
- よく洗います。
切り終わったら、丁寧に洗髪します。普通の髪型なら、切った毛は自然に下に落ちます。ところがドレッドヘアは、髪がランダムに絡み合っている状態にあるため、切った毛がすぐには落ちず、あちこちにひっかかったままになっている場合があります。頭をはたいたり振ったりして、切った毛すべてを振るい落とすのは難しいでしょう。そこで、よく洗髪することにより、それらの毛を洗い流すのです。
※洗い方の詳細を知りたい人は「ドレッドヘアの洗い方」参照 - よく乾かして完了です。
↑LazyDreadsさんが実際に切っている映像です。
毛先を筆みたいにしたい時は?
前述のように、切り終わったドレッドの毛先は、日が経つうちに自然な感じになっていきます(髪質がアフロの場合は丸っこくなります)。
しかし、「もっと筆状な感じにしたい!」という人は、次の方法を試してみるとよいでしょう。
必要なもの
- 金属製の頑丈な細い棒(太めの釘・ラットテールコームの柄など、先がやや尖ったもの)
- コンディショナー
- 普通のクシ
- お湯(熱すぎないように注意)
やり方
- 毛先をお湯に浸します。
- 湿った毛先にコンディショナーを添付し、できるだけよく浸み込ませ、ほぐしつつ馴染ませます。
- 金属製の細く尖った棒(太めの釘・ラットテールコームの柄など)を毛先の少し上に刺しこみ、先端へ向かって動かす…を繰り返し、梳かしていきます。
- だいたい梳かせてきたら、今度は普通のクシで梳かします。
- 良く洗ってから乾燥させて、完了です。
ちなみにドレッドをやめて普通の髪に戻したいときは、この要領で根元まで梳かしていきます。
※詳しくは「切らずにドレッドをやめる方法」参照
注意点
釘や柄など、先の尖ったものを利用するため、怠って指などを突いて怪我をしないように気をつけて下さい。
また、釘などは頑丈で折れないものを必ず用意しましょう。もしも途中で折れて、ドレッド内に入り込んでしまったりしたら、危険です。
むすび
このように、ドレッドは自分で切って、好きな長さに調整することができます。伸びすぎて重さが負担に感じたり、短めのドレッドにしたいな…と思った場合には、切ってみましょう。
※重さについては「ドレッドヘアはどのくらい重たいの?」参照