マイクロファイバータオルでドレッドの乾燥時間を短縮!?

マイクロファイバータオルでドレッド洗髪後の乾燥時間を短縮できる?

ドレッドは、洗髪後の乾燥に長い時間が必要です。乾燥時間を短縮するには、タオルドライの時点で可能な限り水気をとっておくことが大切になります。

そこで役立つのがマイクロファイバータオルです。

特性や注意点、実際に使った感想などをまとめてみたので、参考にどうぞ。

マイクロファイバータオルとは?

ドレッド洗髪後につかうマイクロファイバータオルとは?

マイクロファイバータオルとは、ポリエステルやナイロンを原材料とした合成繊維によって作られたタオルです。

その繊維はとても細く、髪の毛の約100分の1ほどです。

一般的な繊維は断面が丸く加工されていますが、マイクロファイバーは多角形・鋭角のギザギザ状になっており、その隙間が水を捉えることにより、吸水量が増加するしくみです。

ドレッド洗髪後のタオルドライ時によりたくさんの水気を取り除くことができるため、ドライヤーや自然乾燥の時間を少しでも短縮したい時に役に立ちます。

※洗髪については「ドレッドヘアの洗い方」参照。

実際に使ってみたところ…

では、管理人が実際に使ってみた感想です。

使用したのは100均で購入したマイクロファイバータオルで、素材はポリエステル100%、大きさは100×45㎝です。

100均のマイクロファイバータオル

管理人所有の綿製タオルよりも若干小さめですが、それを差し引いても薄く軽量。旅行などで持ち歩くのにも便利そうです。

洗髪後に拭いてみたところ、いつも使っている綿タオルは一度拭くとすぐにジトっと湿った感じになり、それ以上はあまり水を吸わないのですが、マイクロファイバータオルはなかなかジトっとならず、しばらく水を吸ってくれました。

吸水量は確かに綿より多く、よりたくさん水気をふき取ることができるようです。

具体的に感じた違いは、綿タオルの場合は拭いた後もドレッドからポタポタ水が落ちるのですが、マイクロだとそのポタポタの量がだいぶ少なくなりました。

ただし、吸水スピード自体は綿と大差なく、より速く拭き取れるという感じはしませんでした。

また、擦るような動作をすると髪がプチプチとひっかかる感じがするので、拭くときは優しく吸い込ませる感じにするのが良いようです。

結果、管理人としては、なかなか使えると思いました。

※これはあくまで管理人個人の感想です。タオルの素材・メーカー・大きさ・厚さなどの種類違いによって、効果には差ができるものと思われます。参考のひとつとしてどうぞ。

使用上の注意点

マイクロファイバータオル使用時の注意点
  • 繊維の断面がとがっているため、肌などをこすると細かな傷がつく可能性があります。タオルドライ時には、擦らずに優しく抑えるような動作を心がけましょう。
  • 普通の毛のドレッド化促進法として、タオルを使い、円を描くような動作で髪を擦る…というものがありますが、マイクロファイバータオルではやめておきましょう。繊維が尖っているため、切れ毛の原因になる恐れがあるからです。

    ※関連ページ:ドレッドヘアの作り方【フリーフォーム】
  • 熱に弱いため、マイクロファイバータオルでドレッドを包んだ上からドライヤーを当てる…などはやめておきましょう。

むすび

マイクロファイバータオルは、水分をよく吸収します。

そのため、ドレッド洗髪後のタオルドライで、よりたくさんの水気を取り除くことができ、ドライヤーや自然乾燥にかかる時間を短縮することができます。

ドレッドのケアに関わる時間を少しでも減らしたい人には、おすすめです。

ただし、繊維の断面がデコボコな形状であるため、擦るような動作をすると、肌を傷めたり切れ毛を作ってしまう可能性があり、注意が必要です。優しくおさえるようにして水気を吸わせましょう。

また、熱に弱いため、ドレッドに巻いたままドライヤーを使ったりしないようにしましょう。

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