ロブ・マチャドのドレッド

ロブ・マチャドのドレッドについて Rob Machado's dreadlocks

今回はプロサーファー、ロブ・マチャドのドレッドについての考察です。管理人は恥ずかしながらサーフィンについて何も知りませんが(^^;)、ふとネット上で見かけ、その自然でありつつ存在感のあるドレッドがカッコよく、気になってしまいました。お気軽にご覧ください。

ロブ・マチャドとは?

  • ロブ・マチャド(Rob・Machado)、本名はロバート・エドワード・マチャド(Robert Edward Machado)
  • 1973年オーストラリア出身のプロサーファー
  • サーフボードのプロデュースなどにも携わっており、多くのサーファーから支持を集めるカリスマ的存在

ドレッドについて

↑自らプロデュースしたサーフボードを解説するロブ・マチャド

ロブ・マチャドのドレッドは、ナチュラルでボリュームもあり、日焼けにより毛先にかけて脱色したところなどは、オシャレな雰囲気も漂わせています。

髪の根元が緩く、角度によって普通のウェービーな長髪に見えたりドレッドに見えたりする点から、フリーフォームドレッドの形成過程ではないかと思われます。

髪が束になりつつも、全ての髪が絡みきっているわけではなく、収縮も完了していない…というあたりの段階ではないでしょうか…。

フリーフォームは、自然の力でドレッドを作り上げていく自作方法であるため、形成途中で寝癖のようなボサボサになる時期があります。

しかし、彼の場合は地毛の天然パーマのカール具合がちょうど良かったのか、本人のもっているラフな雰囲気のためか、寝癖っぽい印象にはなっていない様子です。(ちなみに管理人のボサボサ期は、久々に会った知人に「うわっ…どうした!?」と言われるような雰囲気でした…笑)

また、フリーフォームドレッドは、髪を清潔に保ちつつブラッシングをしなければ自然に形成されるので、もしかしたら本人はそのつもりはないものの、いつの間にかドレッド化が進んでいた…というパターンの可能性もあります。

意図してフリーフォームをこのまま続けたとしたら、さらに立派なドレッドになりそうです。

↑生い立ち・自然観・髪などについて語っているインタビュー

本人曰く「たまに顔の前にかぶさってきて邪魔だと思うこともあるが、気に入っている」ということです。

ちなみに海水は、髪どうしの摩擦と乾燥を促すため、髪のドレッド化促進に有効です。しかし、ドレッドについた海水は長時間そのままにしておくと、乾燥過剰になって髪や頭皮を傷める可能性があるので、出来るだけ早いうちに洗いましょう。

※追記です。

2020年のロブのドレッドは、フリーフォームで髪が完全にドレッド化して収縮・成熟する前の、ふわふわした緩いドレッド状態が続いているようです。ボリュームがあり、白髪混じりの味わい深い仕上がりです。

通常のフリーフォームドレッドの場合は、既に成熟していておかしくない時期ですが、なぜロブの場合はその前の絡みが緩い状態が続いているのかというと、次の理由が考えられます。

ロブは「ドレッドにしよう!」と意識しているワケではなく、海に入る→洗髪する→そのまま乾かしてブラッシングしない..のサイクルが、無意識にフリーフォームドレッドにつながっているパターンと思われます。

そのため、たまに無意識に手櫛をすることにより、完全にドレッド化する前にある程度ノーマルヘアに戻り、再び前述のサイクルを繰り返して再ドレッド化…というパターンになっているようです。(たまにノーマルヘアの分量が多い状態の画像も見られるため、気がつきました)

珍しいパターンです。

むすび

管理人はサーフィンについて何も知りません。しかし、ロブの「自然はコントロールできない。コントロールしているつもりになったら母なる自然に追い返されるだろう」という言葉には、長年にわたって海を相手にしてきた人ゆえの説得力と謙虚さが感じられました。

インタビューの様子などからしても、自然体で、支持されるのに見合った人柄なんだろうな…という印象でした。

本人は意識してフリーフォームドレッドにしているワケではなさそうですが、その自然観が反映されてた結果であるような気がして、管理人は好感をもってしまいます。

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