ドレッドヘアを始める前の注意点

ドレッドヘアを始める前に dreadlocks

ドレッドヘアは、とても個性的で存在感のある髪型です。加えて、カジュアル系・スタイリッシュ系・オーガニック系・メタル系など、様々なファッションとの相性も良好、という柔軟性も兼ね備えています。

また、その精神性や信仰を掘り下げてみれば、「エネルギーを体内に溜めて心身の能力を向上させる」「虚栄心を捨てる」など、スピリチュアルな意味合いもあり、知れば知るほど魅力が増すヘアスタイルだと言えます。

しかし、他の髪型と比べて、物理的・精神的に慣れが必要なヘアスタイルでもあります。思いつきでやってしまうと、取り扱い方が分からず、結局は面倒くさくなって切ってしまう…というケースもあります。

そこで、「ドレッドにしたい!」と思ったら、この記事を参考にしつつ、1ヶ月くらいはよく考慮した上で、実行するかどうかを決めると失敗を避けられるでしょう。

物理的な注意点

ドレッドを始める前の物理的注意点

出来上がるのには長い時間が必要

ドレッドは、形が安定するまでに、半年~3年くらいかかります(←個人差あり)。この点は、自作するにしても、美容院で作るにしても、同じです。

一度作ったドレッドは、日にちが経過すると共に、コブが出来たり曲がったりボサボサになったりしていきます(※1)。しかしこれは、ドレッドが成熟する過程であり、清潔さを保ちつつ放っておくことで、自然に形が安定していきます。

それは、ドレッド形成の自然なプロセスなのですが、「形が崩れる期間が耐えられない」という人もいるハズです。そんな時に行うお手入れが、締めなおし(※2)です。これによって、見た目はスッキリしますが、成熟して形が安定するまでの時間が早くなるワケではありません。

※1.このサイトで紹介している作り方「フリーフォームメソッド」の場合は、「まず最初に作る」ということをしません。普通の毛が少しずつ絡んで、自然にドレッドが形成されていきます。

※2.根元が緩んだり、普通の毛が目立ってきたとき、編み棒を使用し、それらをドレッド内に引き込んで修復させるお手入れです。必ず行わないといけないものでは、ありません。

夏は暑い

ドレッドヘアは、普通の髪型と比べるとあまり風通しがよくないため、夏は頭が暑くなります。逆に、冬はちょうど良いです。(※感じ方に個人差はありますが、管理人はドレッドにしてから、冬にニット帽を被らなくてもよくなりました)

元の長さよりも短くなる

ドレッドは普通の毛が不規則に絡み、更に収縮して完成します。そのため、出来たドレッドは本来の毛の長さの3分の2~2分の1くらいになる、と考えておきましょう。(長さについて詳細は、ドレッドを作るのに必要な髪の長さは?参照)

シャンプーと乾燥に時間が必要

ドレッドヘアをシャンプーするのは、スポンジを洗うような感じです。かかる時間は、普通の髪型のシャンプーと比べて、2~3倍ほどですが、コツがつかめてくると徐々に早くなってきます。しかし乾燥となると、どうしても普通の髪型よりも長くかかります。スポンジやタオルを乾かすような感じをイメージすると良いでしょう。(詳細は、ドレッドヘアの洗い方参照)

ボリュームが増える

ドレッドにすると、髪のボリュームが増えます。そのため、普通の髪型のとき被っていたサイズの帽子が入らなくなります。帽子を被るときは、少し大きめのサイズを選びましょう。

精神的な注意点

ドレッドを始める前の精神的注意点

不潔と決め付けられることも

ドレッドに関するきちんとした知識は、まだじゅうぶんに一般の人々へ浸透しているとは言えません。そのため「ドレッドは洗えない」「髪を洗わないでいるとドレッドになる」と誤解している人は多いです。おそらく「それ洗えるの?」とか「髪ちゃんと洗ってる?」といった質問をされる確率は高いでしょう。

不審者と思われることも

「ドレッド=怪しい」というイメージを持っている人もいます。(※管理人はドレッドにしてから、警備員さんにマークされることが増えました…笑)

職場や学校での制限

上記からも分かるように、ドレッドに対してはまだまだ偏見をもっている人も多いため、職場や学校では許可されない場合も多いです。

むすび

ここまで読むと「ドレッドって面倒なことばっかり…」と思うかもしれません。しかし実際にドレッドに挑戦してみると、慣れるのは思っているほど難しくないし、それ以上に満足感のほうが大きい…と管理人は感じます。もちろん、感じ方は人それぞれですが、興味があるならばやってみる価値は大きいヘアスタイルでしょう。