ドレッド&ミュージック6-My Sweet Shadow

ドレッド&ミュージック6-My Sweet Shadow

気がつけば平成も残り少なくなってきましたが、みなさんお元気ですか?

今回は、ドレッドヘアミュージシャンが演奏する曲の中から、管理人が好きなものをご紹介する、という箸休め的な記事です。主観で書いているだけなので、サラッと気軽に読んでもらえると嬉しいです(笑)

というわけで曲は「My Sweet Shadow」。演奏しているのはスウェーデン出身のメタルバンド、In Flames (インフレイムス)。メロディック・デスメタルバンドとして結成されたのち、ラウドロック/オルタナティブな要素も取り入れた独自のスタイルを確立。多くのメタルバンドに影響を与えています。

革新的というわけではないけど..

My Sweet Shadow」の好きなところは、静と動の緩急と、サビのスケール感です。

静かなパートから急に攻撃的なパートへと移る瞬間にアドレナリンが爆発します。そして、つながるサビは絶望的で映画のようなスケール感があり、感極まってしまいます。この構成自体は別に革新的なものではありませんが、各パートごとに新鮮味をもたせるために作りこんであり、バランス感覚が冴えていると思います。

また、正統派メタルとオルタナティブな要素を混ぜる、という手法自体は珍しくありませんが、これまた類型化しないように配慮することで、独自のスタイルになっていると思います。

ドレッドヘアについて

ドレッドヘアにしているのは、ボーカリストのアンダース・フリーデン(Anders Friden)。

最初に美容院でドレッドにし、後にフリーフォームへと移行したセミ・フリーフォームドレッドです。

それほどコンゴが目立っていないため、適度にセパレートしていたようです。

ノンドレッド時代は赤や金にカラーリングしていた時期もあるようですが、ドレッド時代は地毛の色そのままの自然な仕上がりになっています。

また、アンダースは、管理人がドレッドに興味をもつキッカケとなったミュージシャンのひとり。ドレッドを蛇のように振り乱してはシャウトする姿に憧れました。

※彼のドレッドの詳細は「アンダース・フリーデンのドレッド」をご覧ください。

むすび

My Sweet Shadow」はいかがでしたか?

ちなみにドレッドヘアのミュージシャンとしてご紹介したアンダース、現在はドレッドではありません。

とあるインタビューによると、やめた理由は「何年も長髪だったし、ツアー中に汗をかいてしょっちゅう洗わないといけないし、ただ引きずってるだけの邪魔なものになってしまったから」…だそうです。

ドレッド好きからするとちょっと寂しい話ですが、世界をツアーしていれば自由に髪を洗えない時もあるだろうし、乾燥させるのに時間が必要だし、ストレスになっていたのだろう、と想像できます。また、ドレッドに…というより長髪自体に嫌気がさしていた風でもあります。

ついでに加えると、髪型は変わっても音楽のカッコよさは変わってないようです(笑)。


↑Paralyzed

今回はいつもと違ってドレッドの知識はあんまり含まれてない記事でしたが、お付き合いくださってありがとうございます♪

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