ドレッドにコブができたり曲がったりしたときの対処法は!?

ドレッドにコブができたり曲がったりしたときの対策 dreadlocks bump 1

あなたのドレッドは、コブ(部分的な膨らみ)が出来たり曲がったりしていませんか?「このままドレッドが崩れてしまうの!!?」と焦っている方は、とりあえずこのページをご覧ください。

ドレッドの湾曲やコブは異常!?

ドレッドは、湾曲したりコブができてしまうことがあります。

様々なメソッドによってドレッドを作った後に少し時間が経過した頃や、フリーフォームメソッドによって髪のドレッド化が進行している時など、特によく起こります。

心配になるかもしれませんが、異常なことではありません。正常なことです。

ドレッドヘアのコブ dreadlocks bump

ドレッドのコブ。管理人のものです。

どうして出来るの?

そもそもドレッドは、時間の経過と共に、曲がったりコブを作ったりしながら収縮を繰り返し、その密度・強度を高め、やがて形が落ち着いて、成熟に至ります。

つまり湾曲やコブは、いたって正常なドレッドの成長過程です。

ドレッドの収縮は、全体で同時に均等に進行するワケではありません。あるドレッドの真ん中あたりで進んできたかと思うと、右下が縮みはじめて..といった感じで、ランダムに進行していきます。

そのため…例えば、あるドレッドの左側の収縮が進行し、右側がまだの場合、左側に引っ張られて曲がったり、コブが出来たり…といったことが起こるのです。

対策は?

特に何かをする必要はありません。清潔さを保ちながら放ったらかしにしておきます。

時間が過ぎ、全体の収縮が落ち着いてくるに従って、コブや湾曲は目立たなくなっていきます。

収縮期間は、だいたい半年~2年ほど。ただし、髪質や生活環境などにより個人差があり、より短くなったり長くなったりします。

待ち長く感じるかもしれませんが、植物を育てているかのような感覚で、変化を楽しんでみるようにすると、ストレスを感じにくいでしょう。愛着も増します。

ちなみに、コブや曲がりが完全に消えず、名残が残ることもありますが、それも自然な個性が出て、魅力的なものです。(とりわけフリーフォーム愛好者は、その個性を尊ぶ傾向が強い)

しかし、できるだけまっすぐなドレッドにしたい方は、次の対策を試してみると良いでしょう。

できるだけまっすぐにしたい場合の対策

以下に2つの対策をご紹介します。どちらも割とメジャーな方法です。

パームロール

  1. まっすぐにしたいドレッドを選びます。
  2. 両手の平でドレッドをはさみます。
  3. 拝む要領でこすりながら、根元近くから毛先まで動かしていきます。

↑パームロールのデモンストレーションです。

これをパームロール(パームローリング)と言います。ドレッドをまっすぐに近づけたり、飛び出した普通の毛をドレッドに絡みやすくする効果があります。

特に洗髪後の髪が完全に乾いていないときに行うと有効です。

ただ、即効性はないので勤勉かつ気長に行うことが大切です。

編み棒

編み物に使うカギ編み棒(カギ針とも言われる)を使って、コブの部分をドレッド内に引き込んでいきます。

↑編み棒を使った修復のデモンストレーションです。

これで成熟までの収縮期間が早まるというワケではありませんが、形状的にはまっすぐに近くすることが出来ます。

ただ、コブの部分が既に硬くなってしまっている場合には、行うことができません。柔らかいうちに限ります。

また、カギ編み棒は先端が尖っているので、指をつついて怪我しないように注意しましょう。

フリーフォームの場合は基本的に行いません。

むすび

ドレッドの湾曲・コブなどは、成熟するまでの正しい成長過程です。放っておけば、落ち着いた形になり、目立たなくなります。心配せず、成長してる証..くらいに考えて落ち着きましょう。

しかし、完全に消えずに跡が残るときもあるので、それが嫌なときは対策すると良いでしょう。

ちなみに管理人は、曲がったり少し膨らんだりした様子が、木の枝や根っこを連想させ、自然な雰囲気がするので、好意的に見て楽しんでいます。

そのあたりは、好みの問題であり、どちらが正しいということではありません。自分が最も満足できる方法を選択しましょう。

※管理人のドレッドについては「フリーフォームで普通の髪の毛がドレッド化する過程」や「6年経過♪フリーフォームによる自作ドレッド」などをご覧ください。

このサイトをフォローする!