ドレッドを紐やビーズなどで飾るときに注意することは?

ドレッドを紐やビーズで飾るときの注意点 dreadlocks decoration

ドレッドヘアは、ビーズや紐などで飾ると、また違う雰囲気が醸しだされます。

様々な色の紐を巻きつけて華やかにしてみたり、シルバーリングのみでシンプルにしてみたり、自分だけのスタイルを作ることが出来ます。

それは普通の髪ではできない、ドレッドだからこその楽しみとも言えます。

しかし、取り扱いを間違えるとトラブルの原因になることもあります。

というわけで今回はドレッドに紐やビーズで飾るときに注意することを特集します。

ドレッドを飾るには特別なものが必要?

ドレッドヘアを飾るものは、専用の製品もありますが、それでなければダメというワケではありません。

市販の指輪・ビーズなどでOKです。ドレッドに合うサイズであれば問題ありません。

器用な人は、手芸店などで販売されている樹脂粘土やシルバー粘土などを使い、オリジナルを自作するというのもアリです。

紐についても、麻・毛糸など好きなものでOKです。

つまりドレッドを飾るのに特別なものが必要ということはありません。

ドレッドを紐やビーズで装飾する際の注意点

以下が、ドレッドヘアの装飾するときに気をつけることです。飾る前にひととおり目を通しておくことをオススメします。

時期はいつからOK?

ドレッドの装飾をはじめるのは、ドレッドが成熟(※)してからがベストです。
※ドレッドは形成後、少しずつ変形・収縮をくりかえしてから安定した形・強度になります。この安定した状態を「成熟した」「熟れた」と言います。成熟にかかる時間は個人差がありますが、半年~2年ほどです。

特に、ドレッドを紐で隙間なくグルグル巻きにして覆う感じの飾り方はやめておいた方が無難です。

グルグル巻きにすると、髪の毛の自然な動きや摩擦が妨げられ、ドレッドの成長が滞ってしまう可能性が高まるからです。

ドレッドを紐で覆うように飾った様子 dreadlocks wrapping1
覆うように巻いた様子

「どうしても成熟前に紐で飾りたい!」という場合は、靴紐のような間のあいた巻き方をすると良いでしょう。こちらなら、髪の動きや摩擦を完全に妨げてしまう..ということはないからです。

ドレッドを靴紐のような感じで紐で飾る様子 dreadlocks wrapping2
覆うように巻いた様子

また、どちらの場合でも、強く巻きすぎないように注意しましょう。

※関連ページ:ドレッドをヘアラップ(紐で飾る)する3つの方法

ドレッドを飾るのに使うビーズなどのサイズは?

ドレッドを飾るのに使うビーズや指輪などのサイズは、振っても落ちなくて且つ上下にスライドできるくらい、がベストです。

締め付けてしまうほどのサイズは良くありません。

あまりキツいサイズのものを着けてしまうと、その部分だけ髪の動き・摩擦が防がれ、ドレッドの成長が妨げられてしまうことがあるからです。

結果的に、一部だけが強度の低いドレッドになってしまう可能性があります。

成熟前のドレッドに着けたい場合は、ドレッドが成長過程において太くなったり細くなったりすることがあるため、それに合わせてサイズもマメに変更しましょう。

また、成熟前のドレッドはまだ柔らかいため、ビーズなどが知らないうちにすべり落ちて、紛失してしまう可能性があります。

適切なサイズを選ぶのはもちろん、装着中は落ちていないかときどきチェックしておきましょう。

素材を確認

市販でも自作でも、ビーズや指輪の素材は前もって確認しておき、割れやすいもの・熱に弱いもの・色落ちしやすいもの…は避けましょう。

ドレッドを振った拍子に何かにぶつかって割れたり、日差しの強いときに直射日光で変形したり、色が落ちてドレッドに付着したりするのを防ぐためです。

ドレッドを洗髪するときはかならず外す

ビーズ・指輪・紐など、ドレッドの洗髪時には必ず外すようにしておきましょう。以下のようなトラブルを避けるためです。

  • 飾りの部分に水や汚れがたまり、悪臭やドレッドを傷める原因に
  • 洗髪後にドライヤーで乾燥させるときなど、熱に弱い材質だと溶けたり変形したりしてしまうことも…
  • 飾りの上から普通の毛が被さった状態で絡まってしまい、外せなくなってしまう
  • 知らない間にビーズなどがドレッドから外れ、排水溝などをつまらせてしまう

むすび

ドレッドはそのままでも十分な存在感がありますが、飾ってみてもユニークさが増して面白いものです。

その日の気分や服装に合わせて変えたりするのも良いでしょう。

ただし、ドレッドを紐やビーズで飾るときはトラブルを避けるために、ドレッドの成熟具合・ビーズ系のサイズや素材・紐の巻き方や強さ・洗髪時は外す….などによく注意して楽しみましょう。

※紐での飾り方について詳細は「ドレッドをヘアラップ(紐で装飾)する3つの方法」をご参照ください。

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